投資信託の手数料、気にしてますか・・・?

お金の話

こんにちは!はっさくです。

かつてお金がなくて悩んでいたはっさく・・・よりによって、はっさく妻が産休を取っている時に車と家の購入(ザ・無計画)、出費が重なり家中からお金が無くなりました。

そこで危機感を覚え、貯金ができる家計体質を作り、その後の1年間で100万円の貯金をすることができました。今は、投資もはじめ、お金に働いてもらうことによって資産を増やすことに成功しています。

そんなこんなで蓄財生活5年目を迎えるはっさくですが、最近、悩んでいる(←大げさ)ことがあります。それは何か・・・

ズバリ、「投資信託のコスト!」

投資信託を行う上で、どうしてもついて回るコストの問題。これは、今、投資信託をやっている人はもちろん、これから投資信託を始めようとしている人にとっても共通する大切なことなので、是非、最後まで読んでいってください。

投資信託を乗り換えるべきか問題・・・

投資信託をこれから始めようとする人や、始めたばかりの人にとって「コスト」と言ってもあまり馴染みがないと思うので、まずは、はっさくの悩みから聞いてください。悩みを聞いてもらえれば、投資信託のコストについて何となく分かってもらえると思います。

はっさくは、今、東京三菱UFJ国際国際投信eMAXISバランス(8資産均等均等型)を積立購入しています。これを近年メインとなっている「バランス型 eMAXIS Slimバランス(8資産均等均等型)に乗り換えたいなー」と思っています。

それはなぜか・・・

「かかるコストが全然違うんじゃー」

どちらも三菱UFJ国際投信㈱が運用するバランス型の投資信託で、共に8つの資産に均一に投資するものです。

【8資産内訳】

  • 国内株式  ・・・投資割合:12.5%
  • 先進国株式 ・・・投資割合:12.5%
  • 新興国株式 ・・・投資割合:12.5%
  • 国内債券  ・・・投資割合:12.5%
  • 先進国債券 ・・・投資割合:12.5%
  • 新興国債券 ・・・投資割合:12.5%
  • 先進国不動産・・・投資割合:12.5%

このように両ファンドともこれ1本で世界の株式・債券・不動産に分散投資が可能となっています。しかし、両ファンドには決定的な違いがあります。それは、手数料等のコストです。

現行、積み立てている「eMAXISバランス(8資産均等均等型)」の各コストの内訳は次の通りです。

【費用内訳:eMAXISバランス(8資産均等均等型)】

  • 信託報酬   ・・・0.55%以内
  • 信託財産留保額・・・0.15%

一方、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等均等型)」の各費用は次の通りとなります。

【費用内訳:eMAXIS Slimバランス(8資産均等均等型)】

  • 信託報酬   ・・・0.154%以内
  • 信託財産留保額・・・なし

このように、手数料が約0.5%も違います。たった0.5%と思うかもしれませんが、ですが毎年かかってくると地味に痛いです。投資期間が長くなり、運用金額が大きくなるとなおさらです・・・。運用金額が1,000万円の場合、毎年5万円を手数料でとられてしまうわけですから・・・

「eMAXISバランス(8資産均等均等型)」は、積立投信を始めた5年前、はっさくが一番最初に積立を始めたファンドです。当時は、後続ファンドであるeMAXIS Slimバランスはギリギリ誕生前でした。

なので、仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・、だけど、当時は今ほど知識がなかったこともあり「乗り換え損ねてしまった」という気持ちもあります。

コストって具体的に何があるの?

投資信託でお金を運用する場合、投資信託の販売会社・運用会社等多くの人が関わります。多くの人が関わる為、それだけ各種コストがかかってきます。自分では運用しないで、色々な人に管理や運用をお願いしているので当然ですね。対価のない労働は搾取ですからね。でも、できるだけコストは安く抑えたいもの。なので、投資信託で資産を運用する際に、どのようなコストがかかってくるかしっかり理解しておきましょう。

コスト① 販売手数料

読んで字のごとく、投資信託購入時に販売会社(証券会社等)に支払う費用です。購入金額の〇%という形で支払うのが一般的です。金額は、販売会社(証券会社や銀行等)によって異なります。

コスト② 信託報酬

これは、投資家に代わって運用を行う運用会社に支払われる費用。投資信託を保有している間、保有金額に応じて支払います。常にかかってくる費用なので、できる限り安く抑えたいところです。

コスト③ 信託財産留保額

信託財産留保額は、投資信託を解約した際に手数料として徴収される費用のことです。一般的に解約代金から徴収されます。

コスト④ 隠れコスト

その他に、監査費用や保管費用などが発生します。これは、運用開始までに確認する目論見書にはでておらず運用開始後にしかわかりません。その為、このコストを「隠れコスト」と言います。目論見書には出てませんが、ネットで調べると出てくるので積立前にしっかり確認しましょう!

まとめ

投資信託は、できるだけ長く積み立てることによって複利の効果を最大限に生かすことができます。けれど、長く積み立てて運用金額が大きくなると、それに伴いかかってくるコストの金額も大きくなってきます。

なので、積立前に各種コストについてしっかりと確認して「あー、手数料が高い」、「別の投資信託に乗り換えたい」といったようなことにならないように注意してください。はっさくを反面教師してくださいね。

このことが、これから投資を始める人やこれから投資信託を始める人の参考になればうれしいです。

おしまい

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