災害対策してますか?非常食の備蓄方法と選び方

住まい

こんにちは、はっさくです。

先日は、マンションに住む上で知っておきたい震災対策について書きました。マンションの管理組合を運営するにあたって調べた内容や、実体験をもとに書いています。まだ読んでない人や再度確認したい人は、リンクを張っておくので、まずは読んでみてください。

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この記事の中では、「最低限の防災備蓄品は、各自で用意しよう」と書きました。一般に備えておく水と食料は3~7日分が良いとされています。

  • 食料 1日3食/人×家族分×3~7日分
  • 水  1日3ℓ/人×家族分×3~7日分

でも、いざ揃えるとなると「何から買ったら良いのか」、「最低限必要なものは何か」など、色々分からないこともあると思います。はっさくのマンションの管理組合で防災備蓄品を揃えるときもそうでした。

そこで、今回ははっさくがマンションの防災対策を検討するにあたり学んだ防災備蓄品を揃える時に意識するポイントや、おススメの防災備蓄品について皆さんに馴染みやすい非常食と飲料水に絞って紹介してみたいと思います。

非常食を揃える上で気を付けるポイント

非常食を備えるということは、食料を3~7日分の蓄えを自分の家の中で保管するということになります。ここで問題となるのが、保管場所と保管期限です。

個人で防災備蓄品を購入する場合、特にスペースが限られるマンションでは、その保管場所が問題になります。1週間分の食料や水、その他資材を家の中で保管するのは、中々困難です。

また、備蓄する食料や飲料水には、それぞれ保管期限が定められています。概ね5年とされていることが多いです。保管期限が過ぎたら、また買い替える必要があります。

「非常食を備える」と口で言うのは簡単ですが、保管場所の確保や保管期限の管理など意外に手間がかかるんです。また、その食べ方なんかもあらかじめ知っておく必要があります。

ローリングストックをしよう

そこでおススメなのが「ローリングストック」という備蓄方法。もっと分かりやすく言うと、多めに食材や加工食品を買っておき、使ったら買い足しておくことで一定量の食料・飲料水をストックしておくことを言います。つまり、日常の生活の中に備蓄を取り入れるということです。

このローリングストックには、次のようなメリットがあります。

  • 消費しながらストックするので、賞味期限等の管理が容易
  • 食べなれている食品を用意することで、災害時のストレスも軽減される。
  • 口に合わない、食べ方が分からないなどのトラブルを防ぐことができる。

ローリングストックを行うことで、比較的簡単に食料や水の備蓄を行うことができます。では、次にどのようなものを用意すればいいか見てみましょう。

非常食・飲料水を選ぶ際のポイント

備蓄食料や飲料水を揃えるときは、最低限次の点に気を付けると良いと思います。

  • 長期間保管できるものであること
  • 食べ慣れたものであること
  • 調理が簡単であること

長期間保管できるものであること

災害用の保存食であれば、保存期間は5年程度とされています。ただし、ローリングストックを行う場合は、普段、消費しながらストックを行うという特性上、どうしても災害用の保存食ではないものを購入する場面も多々あります。そういった際は、なるべく保存期間の長いものを選ぶようにしましょう。

食べ慣れたものであること

普段、食べ慣れたものを揃えるということは、とても大きな意味があります。被災すると避難生活などで、極度のストレス下に置かれます。そういった中で、美味しいものを食べたりして、少しでも快適に過ごすことができるよう工夫することは重要です。しっかり食べることができなければ、英気を養うこともできません。

また、避難所等にはアレルギーを考慮した保存食が必ず備蓄されているとは限りません。食物アレルギーがある場合は、事前にそれに対応した食品を用意しておく必要があります。赤ちゃんやお年寄りがいる場合も同様です。

調理が簡単であること

災害時は電気・水道・ガスのライフラインが全てストップしてしまうことだってあります。なので、非常食はそれらを使わなくても食べられるものである必要があります。

そのまま食べることができる、水やお湯を注ぐだけで食べることができる等、簡単に調理できるものを選ぶと良いでしょう。

また、カセットコンロなどを一緒に備蓄しておくと、調理の幅を広げることができます。

食べておいしい使って便利な非常食3選

ここからは、実際におススメ非常食について紹介してみたいと思います。今回は、ローリングストックしやすいもの、そして食べておいしい非常食に絞ってお話します。

日清カップヌードル保存缶(69g×2食)

まず一つ目は、日清カップヌードル保存缶(69g×2食)。通常のカップヌードルが賞味期限6カ月のところ、缶詰にすることにより3年の保存ができるようになっています。味は、普通のカップヌードルと変わらないので、非常食以外にも小腹がすいた時に食べたり、キャンプに持って行くことも可能。定期的に消費ができ、ローリングストックに最適です。

ただ、定期的に販売されるものの、数量限定なのが玉に傷。見つけたら買っておきたいところです。

ちなみに、カップヌードル以外にチキンラーメンもあります。

カロリーメイトロングライフ3年

続いて紹介するのが、カロリーメイトロングライフ3年。皆さんもお馴染みカロリーメイトの非常食版。その為、賞味期限が3年に設定されています。必要な栄養をバランスよく摂取できるのがオシャレポイント。保存にスペースをとらず、軽食やおやつ代わりに食べることができるので消費しやすいのもポイントです。

味はの感じ方は人によるみたいです。少し違うという人もいるみたいですが、はっさくは良くわかりませんでした 苦笑

一般には市販されていませんが、専門のお店やインターネットで購入することができます。

吉野家缶飯

最後に紹介するのが、皆さんお馴染みの吉野家の牛丼を缶詰にした、その名も吉野家缶飯。柔らかめに炊いたご飯と牛丼が缶詰にされています。また、牛丼の他にも豚丼や焼き鳥丼、サバ丼などもありバラエティ豊か。賞味期限も3年と長く、缶詰なので調理なしで食べることができます。

実際、食べてみると汁を吸ったご飯がボソボソしているのが気になりますが・・・

まとめ

ひと昔前まで非常食と言えば、乾パンやビスケットと言ったものが主流でした。でも、最近では、種類も増えとても選択肢が広がっています。食べやすいものや日常で食べ慣れているものを備え置くことによって、非常時にかかるストレスを軽減することができると思います。

他にも、「こんなものまで保存食になってるの!」という物がたくさんあります。いろいろ試してみて、自分に合う非常食を見つけてみてください。

おしまい

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