今やペットは、飼っている人にとっては大切な家族の一員です。引っ越しの際、引っ越し先でペットを飼えるかどうかは、重要な問題になってきます。特に分譲マンション等の集合住宅に住んでいる場合や購入・引っ越しを検討している場合はなおさらです。
「吠えて近所に迷惑をかけてしまうのでマンションで犬は無理・・・」
「集合住宅で犬を飼うのは現実的ではないのではないか」
そう言って悩んでいる人も多いのではないかと思います。はっさくもポンカンを飼い始める前は、そのように考えていました。では、実際のところはどうでしょうか?
結論から言えば、大丈夫です!!
ただし、気を付けることは幾つかあります。
はっさくが我が家に来たのが2年前。以来、ずっとはっさくとポンカンは分譲マンションで生活をしています。いろいろな苦労はありましたが、これから紹介するポイントを押さえることで、これまで大きなトラブルなく生活しています。
今回は、はっさくがマンションで犬を飼うにあたって気を付けたこと、今、気を付けていることを紹介したいと思います。
トラブルを防ぐためにやっておくこと・確認しておくこと
管理規約を確認しよう
分譲マンションの場合、犬をはじめとするペットの飼育に関するルールは、管理組合で定める管理規約によって定められています。この管理規約でペットの飼育が「不可」となっている場合は、残念ながら飼うことができません。この管理規約は、購入前に確認することができるので、犬の飼育を検討している場合は、事前に必ず確認しましょう。
また、ペットの飼育が可能な場合でも、犬種や大きさに制限がある場合があります。これも管理規約に定められています。
マンションで飼いやすい犬種を選ぼう
これから犬を我が家に迎え入れる場合は、マンションで暮らすのに向いている犬種を選ぶとよいと思います。他の居住者との距離が近く共用スペースも多いマンションですが、そのような環境でも買いやすい犬もいます。
基本的には小型犬を良いと思います。身体が小さい小型犬は、限られた空間でも一緒に暮らせる場合が多いです。愛犬と一緒に外出する場合、マンションの廊下やエレベーター内は犬を歩かせることができません。建物の外に出るまでは、愛犬を抱きかかえるたりキャリケースに入れる必要がある為、やはり体が小さい犬がおススメです。
体臭や抜け毛にも気にしたいところ。体臭や抜け毛が少ない犬種を選べば、これらにそれほど神経質になることもありません。
また、性格も重要。おとなしい犬種や無駄吠えの少ない犬種であれば、ご近所トラブルのリスクは低くなります。逆に狩猟犬などは、あまりマンション住まいには向かないかもしれません。体が小さく、抜け毛が少なく賢いと言われるチワワやトイプードルが人気の理由も分かりますね・・・
愛犬を迎え入れてから気を付けること
マンションのルールで、犬の飼育が許可されているからと言って、何をしてもいいわけではありません。まずは、規約やルールをしっかり守るのが大前提です。
その上で、周りの人にしっかりと気配りをすることが大切です。犬が大好きな人もいれば、当然大嫌いな人もいます。喘息やアレルギーで近づくこともできない人もいます。マンションのような集合住宅で愛犬と生活する場合は、そういった人たちにも配慮する必要があります。
マンションの共用部では他の人に配慮しよう
移動する際、マンション内では必ず抱きかかえるかキャリーケースに入れるようにしましょう。先ほど、犬種のところでも書きましたね。
また、マンションによっては、ペット用のエレベーターがあったります。ペット用のエレベーターには「ペットボタン」があり、それを押すと他の人にペットを連れた人がエレベーターを利用していることを他の人に知らせてくれます。
はっさくが住んでいるマンションにはペット用エレベーターがないので、他の人がいる場合は、階段を使うか一旦見送るかしています。
うんちやおしっこは必ず片づける!
愛犬のうんちやおしっこは必ず片づけましょう!これは、マンションに住んでなくても基本的なマナーです。うんちはしっかり持ち帰る、おしっこは必ず水で流すようにしましょう。マンションで問題になるトラブルは大体、このうんち・おしっこか鳴き声と相場は決まっています。
意外に見落としがちなのが植栽へのおしっこです。芝生などの植栽におしっこをさせてしまいがちですが、それが続くと植物は枯れてしまいます!要注意です!!
近所の人に出会ったら必ず挨拶!
近所の人に出会ったら気持ちよく挨拶です。マンションに住むとご近所関係は希薄になりがちですが、近所の人としっかりと関係性を気づいておきましょう。まず、その一歩は挨拶。挨拶の際に、「○○(愛犬の名前)がいつもご迷惑をかけています」等を付け加えられればパーフェクト。普段からご近所を気にかけていることをしっかり伝えましょう。
まとめ
ポンカンと一緒に住んできて気を付けていることをお話してきました。冒頭でもお話した通り、マンションで犬を飼うことは可能です。ただし、気を付けるべきポイントは幾つかあります。最初は面倒に感じるかもしれませんが、愛犬からはそれ以上のものを得られます。
皆が寝静まった夜中にはっさくが帰宅しても、唯一ポンカンだけは出迎えてくれます。はっさくの悩みも黙って聞いて聞いてくれます。今は「ポンカンがいない生活は考えられないなー」と感じます。
今、犬を飼い始めようか悩んでいる方や飼えるか不安な方がいれば、このブログを参考にしてもらえると嬉しいです。
おしまい
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