皆さんは、空港に行ったら何をしますか?
「空港に行ったら飛行機に乗るに決まってんだろー!」
という声が聞こえて来そうですが、別の目的で空港へ足しげく通うはっさくのような物好きもいます。では、はっさくが何のために空港に通うのか?その答えは、ずばり飛行機を見るためです。
実は、わたくし、飛行機が大好きなんです。飛行機自体がカッコいいというのもあるんですが、機体のデザインを見るのが大好きなんです。
世界中を飛び回る飛行機のデザインは、運航する航空会社だけではなく、その国そのものや文化・自然を表現しています。そして、一目でどこの国の航空会社か分かるようにデザインされています。だから、いつもは何気なく見ているけど、航空会社の機体デザインって結構奥が深いんです。機体デザインを見るだけで、その国がどんな国なのかまで分かったりします。
そこで、今回は、飛行機のファッションチェック!これまで、はっさくは仕事やプライベートで色々な国を訪れ、色々な空港に行きました。そんな中で見てきた機体デザインが特にオシャレだった航空会社5選をまとめてみました。
機体デザインがオシャレな航空会社①:日本航空
まずは、言わずと知れた日本を代表する航空会社である日本航空(全日空の人、ごめんなさい…)。
日本航空の現行の機体デザインは、白地のボディーに赤い鶴のモチーフを配した、いわゆる「鶴丸」と言われるもの。赤い丹頂鶴と白い機体で見事に日の丸を表現した、秀逸なデザインとなっています。今はもうありませんがB747型機の鶴丸は、本当にカッコよかった。昔働いていた旅行会社の添乗員さんの中には「鶴丸のB747に乗りたくて添乗員になった」っていう人がいたくらいでした。
ちなみに、現行の1つ前のデザインが、「Arc of the sun」。写真奥の飛行機がそれです。2002年から2011年の間だけ存在したデザインでした。個人的には好きでしたが、あまり人気はなかったみたいです。
機体デザインがオシャレな航空会社②:エディハド航空
中東の3大メガキャリアの一つ、エディハド航空。
一見するとどこの国の航空会社か分かりませんが、アラブ首長国連邦の航空会社です。砂をモチーフとした機体デザインとなっていて、尾翼の幾何学模様は映りゆく砂丘をイメージしているとのこと。いかにも砂漠の国の航空会社らしいデザインです。
この砂のデザインは、B787型機等の新機材導入にあわせて使われるようになったもので、成田空港でも見ることができます。
機体デザインがオシャレな航空会社③:ブリティッシュエアウェズ
続いてはイギリスのフラッグキャリアであるブリティッシュエアウェイズ。
尾翼に描かれているユニオン・ジャックがチャームポイント。シックにまとめられていて、はっさくがお気に入りのデザインの一つです。
ちなみに、ブリティッシュエアウェイズは、そのコールサインも独特。多くの航空会社は、社名に因んだものが割り当てられていますが、ブリティッシュエアウェイズのコールサインは「スピードバード」。これは、ブリティッシュエアウェイズの前身となった会社の企業ロゴが伝書鳩であったことに由来します。
機体デザインがオシャレな航空会社④:エアリンガス
ファッションチェック4社目は、アイスランドの航空会社であるエアリンガス。
エアリンガスの機体デザインで最も目を引くのが、尾翼のシャムロック。シャムロックは、日本語でクローバーを意味します。アイルランドの伝統的なシンボルとされ、エアリンガスのコールサインにも採用されています。
「エメラルドの国」と呼ばれるアイルランドを彷彿とさせるエメラルドグリーンの機体にシャムロックが描かれているデザインはとてもオシャレで、いかにもアイルランドらしさを感じるエアラインです。
機体デザインがオシャレな航空会社⑤:TAPポルトガル航空
最後に紹介するのは、TAPポルトガル航空。日本では見ることができないので、あまり知られていませんが、ポルトガルのフラッグキャリアです。
この記事の一番最初に「運航する航空会社だけではなく、その国そのものや文化を表現し、一目でどこの国の航空会社か分かるようにデザインされている」と書きましたが、すみません・・・この航空会社だけは、デザインの由来が分かりません。知っている人は教えてください!
ただ、オシャレ!初めてにリスボンの空港で見たときは衝撃でした。
最後に
ここまで読んでいただいた方、はっさくの自己満足の記事にお付き合いいただいてありがとうございました。最初にも書きましたが、飛行機に乗るとき、はっさくは航空会社のデザインを見るために大分早く空港に行きます。
空港には、グルメやお土産・免税店など他にも楽しむところは沢山ありますが、一度、展望デッキへ足を運んで見てください。沢山並んでいる飛行機がどこから来たのか、どこへ行くのか、そしてそこはどんなところなのか・・・飛行機を見ながらそんなことを考えていると、また新しい発見があるかもしれません。
おしまい
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